【読書メーター】7月分【2016年】

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1279ページ
ナイス数:10ナイス

熊楠の星の時間 (講談社選書メチエ)熊楠の星の時間 (講談社選書メチエ)感想
よく引用される熊楠の「曼荼羅」。見かける度にイラストだけでは何のこっちゃ解らなかったが、本書では殆どのページを費やして、「理論値と自然現象のズレの正体」とでもいえる有機的で可塑的な自然の有り様を描く(古くて)新しい東洋学問について解り易く示してくれる。東洋占術・東洋算術・本草学といったものに触れていると自然に身に付く感覚を、文字で表すという筆致は見事。
読了日:7月30日 著者:中沢新一
(087-2)いーある!妖々新聞社 (2)マギ道士とキョンシーの秘密 (ポプラポケット文庫)(087-2)いーある!妖々新聞社 (2)マギ道士とキョンシーの秘密 (ポプラポケット文庫)感想
一巻がオモチロかったので、一気に読了。功夫モノではお約束の「主人公の覚悟を示す勝負→共闘」を中心に、おじいちゃんの意外な武勇伝に、ベビキョン・ライとの心の成長と盛り沢山で楽しめた。続編出ないかなぁ。(願望)
読了日:7月20日 著者:橋本愛理,AMG出版工房
蚕: 絹糸を吐く虫と日本人蚕: 絹糸を吐く虫と日本人感想
現代では宮中行事としてしか知られていない「養蚕」。一時は耕作以上に隆盛を誇り、様々な文化の根底を流れているモノを、「蚕」に着目して繙いてゆく意欲作。民俗学の先達による著作に触れる契機としても綺麗に纏まった一冊。
読了日:7月13日 著者:畑中章宏
世界妖怪図鑑 復刻版 (ジャガーバックス)世界妖怪図鑑 復刻版 (ジャガーバックス)感想
さらっと眺める。佐藤有文センセイが旅立ってから気になっていたが、この復刊は凄い。何が凄いって、水木御大の世界を駆け巡ったアンナ悪魔やコンナ悪魔の元絵・元ネタがザックザク! 彼らの出典を往き来した創作による反復再生産の渦を体感できること請け合いです。フハッ!!
読了日:7月7日 著者:佐藤有文
河童の日本史河童の日本史感想
取急ぎ通読。私は五島でのフィールドワーク時に河童(ガータロ)の足音を聴き、適応障害で退職した経験があるが、「ストレスによる幻覚・幻聴による河童遭遇体験」という切り口に、(上司が云っていた「河童に憑かれた」という軽口は的確だったのだなぁ)と思い返した。文献調査が綿密であり、いつか座右に置いて味読したい良著。
読了日:7月2日 著者:中村禎里

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